ライトノベル 先輩とぼく3 レビュー

タイトル 先輩とぼく3
著者 沖田雅
イラスト 日柳こより
出版 電撃
発売日 2004年10月


執筆者:jade 評価:
1巻は戦隊もの、2巻は悪の秘密結社、そして3巻目となる今回は魔法少女もの。
ある日、はじめは部室で喋る黒猫と出会い、魔法少女になる資格があると言われたことから世界平和の為に戦う…という物語では断じてありません(ぉ
や、嘘と言うわけではないのですが、これはストーリーの大筋には関係ない先輩のいつものお遊び。はじめに魔法のステッキの代わりに“マジカル☆バールのような物”を持たせ、恥ずかしい決め台詞を言わせて反応を楽しんでいます。嫌々ながらも結局先輩の言いなりになってしまうはじめが可愛すぎます(笑

さて今回の主目的は事故で両親を失って以来、心を閉ざしている水野桜の心を開くこと。
当初は(とある理由から)嵐ちゃんと引き合わせることによって進める計画だったのですが、真太郎が一目惚れしたことから先輩の思惑とは少し違った展開に向かいます。それでも当の先輩はその計算の狂いを好意的に受け止めて、むしろ面白いことになったと喜んでいるんですけどね(苦笑

あとがきで作者が述べているように本来主人公役になるべき真太郎がさして目立たなかったため、嵐ちゃん編その2という感じ。そのため、同じネタを引っ張りすぎというか強引に結び付けすぎというような感じを少々受けました。この辺り主要キャラとの関連性を求めず、もう少し世界を広げても良かったと思うんですけどね。
それでも今回はこれまで以上にキャラが動き、かなり脇道に逸れて物語が進行していったため、最後まで飽きることなく楽しめました。さすがに1巻の出来には及ばないものの2巻よりは出来は良かったと思います。


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